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2013年07月28日

守るべきもの、それは【学校】

人口が増えて欲しい、若い人、労働力が増えて欲しいと思うのは、地方の都市では
どこも同じ。しかし、現実は厳しい。
そこで、夢みたいなことを掲げるわけにはいかないけれど、決して諦めずに、
せめて人口は維持したい。
その人口を維持するために目標としたいのが、学校を無くさないことです。
これ以上、小学校も中学校も高校も、廃校や合併に陥らないように行政を先頭に
地域で努力する必要があると思います。

杵築市の小学校の状態を見ると、非常に存続の厳しい学校がいくつかあります。
子育て世代が住みやすいと感じるもの、子育て世代が求めるものが、少ないからだ
と思います。子育ての考え方も変化しています。子育て世代の方々の声を聞き、
ぜひ、移り住んでいただく環境整備を進めていくべきだと思います。
気をつけなくてはいけないのは、子育てが済んだ後、廃墟が残るような提案は避け
なければいけないことです。

また、私は、竹田南高校という、大分県で一番小さな高校の保護者会の会長を務めて
8年目になりますが、この学校は県内外から、人間関係で登校出来なかった生徒が沢山
入学しています。人間関係に苦労した生徒も、澄み切った空気の中で、自然と優しい
市民の皆様の支えにより、自立していきます。
そんな竹田市の姿をみていると、杵築市でも同じように人間関係に疲れた若者を受け
入れることが出来るのではないかと思うのです。
特に豊かな自然が豊富な山あいの学校や海辺の学校に都会の子どもが移ってくること
を期待したいです。行政はそのアプローチをしてくべきだと思います。

そして、杵築市の小中学生の目標のために、杵築高校と山香高校は、質を高める必要
があります。山香高校は、独立した高校ではなくなりましたが、卒業生を中心に杵築
の美味しさを、生産物そのものだけではなく、農林水産物を加工した食品を市やJA、
あるいは農家の方々とブランド化して欲しいのです。そうしなければ、生産者の付加
価値(つまり売値)を高くすることは難しいのです。これが実現し、生産者の方々を
元気にしていきたいと思っています。、その支援を行政もおこなうべきだと思います。

また、杵築高校は、かつて大分県で有数の進学校でした。現在は、私学の台頭に少し
翳りが見えています。杵築高校は、過去の栄光をとり戻すことを諦めずに、侍の街に
相応しい文武両道の県下で有数の進学校に戻るように力を注ぎたいと思います。
市の名前が付いた立派な学校は、大切な看板なのです。
  


Posted by 杵築のサムライ at 23:40Comments(0)